本人に依頼されたので、大きめの郵便局で、わたしではない家族の者の総合口座通帳ではない通帳の住所変更。通帳のほかは、当人とわたしのマイナンバーカード、そして届出印だけで委任状もなにも必要なく住所変更ができた。総合口座の住所変更は数ヶ月前に同じ住所で済ませていたというのも関係あるかもしれないが、一連の手続の簡素さに一抹の不安を拭いきれない。
その手続を終えて、すでに調剤薬局にも寄ってきたこともあり、かなり人格的に綻びが出ていたが、午後から雨が降り始めるといわれていたので、かなりがんばって、生協店舗、自分の口座がある銀行、支払のためのコンビニエンスストアと回って帰った。この程度の用事をこなすのに、相当の努力を要するのは、わたしの持病が筋肉とろけたりする病気であることも大きく、そしてまた、珍しいことに心労が重なっていたためだ。笑えない身体の心配と、小さくないこころの問題と、ちょっとしたお金の遣り繰り、やってくるときには一気に襲いかかってくるから、中年という年頃はまったくもって恐ろしい。
夜、片付けを済ませて、19時半には眠ってしまった。年寄りの夜はともかくも早いのだ。
