ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

細切れでも深く眠っている

 毎朝、だいたい4時前に目を覚ます。薬罐に水を汲んで2リットルほど沸かしつつ、直径20センチ程度の片手鍋で600ccほど湯を沸かす。こちらにはほんだしを小さじ1強いれておく。そこからおもむろに自分の顔を洗う。ステロイド剤増量の副反応で、頬の面積が広がって、ポジティブに考えれば、いま毛穴の大掃除が容易な時期なので、念入りに洗ってあとで手入れする。

 それから、冷蔵庫あたりで汁の実を探す。よく使うのは、500gで90円しないトップバリュグリーンアイのもやしやしめじ、あとは野菜室でビニール袋ぐるぐる巻きになっている蔬菜のたぐい。早くも煮立ってきた鍋に、洗ったり千切ったりしたものをどんどん落としていく。だいたい煮えたら、ののじの味噌入れで大さじ1くらいの十割味噌を入れる。この味噌は、生活クラブ生協のなかまの連合会の商品で、より正確には「消費財」で、山形県と長野県の味噌をブレンドしているようだ。ののじの味噌入れは、ほぼ日さんの通販で買った。

 

 これを買ってから、味噌こしを洗わなくてよくなった。それから、餃子の具も1回できれいに皮に移せる。饅頭の中身も同様で、すごくありがたい。

 味噌汁ができたら、米を研いでいきなり炊く。電気圧力鍋で加圧6分で、保温に移行したらすぐに電源を切る。朝ごはんとして、飯を提供するのは約2時間後なので、そのころには炊きたてではなくなっているけれども、レンジアップするので。そして、米を電気で炊いてもらいながら、卵をふたつ使って、だし巻きや目玉焼きなどを2人前調製して、銘々の皿に移してラップを掛けておく。あとは、お茶の葉をパックに入れて、急須にセットしておく。そうしておくと、あとで10分ほどあれば、朝の早い後期高齢者の本日第1食が整う。

 それから、調理に並行して4人分ほどドリップしておいたコーヒーをもって自室に戻る。これを啜りながら、食事記録、ほぼ日手帳オリジナル、ほぼ日5年手帳、当ブログなど綴る日もあれば、目覚まし時計をセットして二度寝に入ることもある。だいたいが、外に出掛けることを予定していない人間の気楽な朝まだきなので。

 きょうは、昼ご飯のあと、2時間ほどぐっすり眠った。眠ったあとは、あちらの世界になにか置いてきたような気持ちを少し催すことがある。