ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

運転手さん不足はすでに実感している

 きょうは定期通院の日で、家族の朝食のみならず昼食までも軽いものを拵えて、それから束の間の仮眠をとって病院まで出掛けた。地下鉄を降りて病院を通過する路線のバス停に並んでいると、おそらく近所の奥さんたちなのだろう、わたしが並んでいる前をごくナチュラルにひらひらと追い抜いては一緒に出掛ける予定の奥さんたちとけっこう大きなクラスタを作ってきゃあきゃあと話をしている。年の頃は、70歳前後。同じように追い抜かれた二十代の女の子の顔に浮かんだ、『シカタナイヨー』という諦念がいじらしい。順番待ちの列で、雨の日の御池のエレベータで、傍らに人なきがごとしの一見おとなしやかな初老の婦人の振るまいをみてきたので、わたしも『シカタナイヨー』だ。帰りのバスでも、少し若い婦人の集団が、30分か35分か、ひっきりなしに話していた。相互に親しむのもおしゃべりするのも構わないけれど、もう少しだけ、声のトーンを落とせないものだろうか。とはいえ、とかく人の話し声が気になるのは、こちらのほうの不具合も多分に関係しているのだけど。

 病院のあと、ショッピングモールに寄って、帰りの車を呼ぼうとして、なかなか来ないものであるのが判明した。アプリで500円の追加料金を支払っても、実際にタクシーが来るかどうかは覚束ない。しょうがないから歩いた。歩いて帰って夕方のニュースを見ていると、万博会場へゲストを運ぶバスの運転手が見つからないとか。コースは固定化しているし、運ぶのは基本的に「万博を観にいく」というハッピーなゲストばかりなのだから、市バス運転手の経験者の中から優秀な人を厚遇をもって迎えればいいじゃないかと思う。薄給とか押しつけボランティアとかじゃだめだぞう。

きのうの肉まんはわりとよくできた