自分の夕餉は、18時20分ごろ終わる。また後で鍋釜含めて洗うという用事は残っているけれど、そこで一旦歯を磨いて顔を洗ってクリームを塗って、いつ横になってもいい態勢に入る。実際に寝てしまうこともあるけれども、21時までにはとりあえず起きて上記の用事を済ませる。
鍋釜洗ってシンクを拭き上げるというタスクを10分で済ませると、台所にある柑橘を1個か半個食べる。いまの時期ならば、伊予柑、不知火、ぽんかんといったところで、それぞれ大きくてそれなりに糖度が高くハイカロリーだ。しろめしを一度に50g摂るのがやっとなので、そこで糖分を補っているきらいもなきにしもあらず。まあ食べ過ぎのほうだろう。
血糖値スパイクというわけではないけれど、その果糖が背中を押す形で、すぐにまた眠気がやってくる。今度は本格的に寝る。この週の平日は、アマゾンプライムの『銀河英雄伝説』を、土曜日はWOWOWオリジナル時代劇『薄桜鬼』を流しながら寝ていた。音楽やせりふ、映像などなくても眠れるけれどもそれほど音量が大きくなければあっても深く眠れる。『薄桜鬼』は、幕末の京都、新撰組の幹部連中の中に、大きな秘密を抱えた紅一点の娘が紛れ込むという筋で、渡辺多恵子さんの『風光る』のプロットは、「ガチでテッパン」な王道なのだなあと改めて感心した。
途中、まったく別の海外ドラマを観たり、たまに少しお茶漬けを掻き込んだりして眠りを中断することもある。それでも、30分程度でまた寝てしまう。眼がくたびれやすいのと、今週は筋肉労働が多かったのとで、頭と身体の回復にいつもより余計に時間が掛かっているのかもしれない。「連子鯛の酒蒸しオリーブオイルソース掛け」を再試したので、出来上がり前にやや緊張も覚えたし(味はまあまあ、見栄えは初回よりも上がったと思う。)。
朝は、4時に起きていたのが、コーヒーを控えめにしたのもあって、5時半まで寝て、それから間に合う程度のことしか朝食のためには働かないようになった。午前も午後も仮眠を取るので、一日にだいたい合計12時間程度は眠っているのではないかと思う。
現在、第4巻まで刊行されているという。「コミュニケーションの成立する、ふしぎな生物がわが家にやってくる」という設定は、子供心をわくわくさせるものだ。実際にピーターラビットが隣の家に住んでいなくとも(もしそうなら、あなたの姓は、マクレガーかもしれない。)、それを想像するだけでもときに心楽しく、ときに心ざわつくものだ。