ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

コミュニティバスでご近所ぐるぐる

 個人番号関係の手続のため、午前のうちに区役所の支所へ。わたしの前に利用者がいなかったおかげで、予約の時刻より前に手続が終わって、さてこれからどうしよう。

 あらかじめアプリで調べておいたコミュニティバスのバス停へ行く。14分待ちだけど、C県の奥のほうやT都の端っこのほうで本数の少ないバスを乗り継いで仕事をしていたから、かねて持参の語学テキストを読んで時を過ごす。定時に小さなバスがやってきた。

 このコミュニティバスは、地域の有志がお膳立てしてY社という会社に運営を委託しているようで、1回乗ると210円となかなかのお値段だけど、1日券が320円。そして、いわゆるシルバー乗車証、福祉乗車証での利用が可能なので、地域の足として定着して久しいものらしい。残念ながら、うちの最寄りのかなり先で折り返されて普段は使えないのだけど。

 このコミュニティバスに乗って、大きな団地の中を抜けて、ショッピングモールを目指す。その中のMUJIにインターネット注文の雑貨を取り置いてもらっているので、まずはそれを回収するつもりだった。4月からの手帳、いつもならほぼ日手帳のオリジナルとWEEKSの4月始まりを注文したあともないのだけど、今年は、両方ともMUJIのだいたい同じくらいの大きさのものを使ってみることにした。第一に、安価なので。

 きょう乗ったコミュニティバスと同様のものは、浦安市の住宅街でも走っていて、東西線浦安駅付近からJR京葉線新浦安駅まで、くねくねと住宅の間を身を捩るようにして進んでいく。朝などは中学生とおぼしき集団も多数乗り込んできてなかなか繁盛していた。ただ、きょうのは、大きな団地の入り口から、ぐんぐん馬力を上げて急坂を登っていくのだ。府営か市営か知らないけれど、およそ四十年ほども前に整備されたであろう団地は山の斜面に建物群が並んでいて、その間のバス停から多数の高齢の男女を乗せて降ろして、最後にどん!とくだって、ショッピングモールに面した街道に接した。海風は強くわたるけれども、高低差のほとんどない浦安の住宅地では考えられないハードワークである。もっともバスにとって坂がどの程度の苦行なのかはわからないけれども。

 Y!mobileのポケットWi-Fiの解約もついでに、と思ったら、あいにく本日は予約でいっぱいで明日以降の受付となります、と案内された。書類にサインしてポケットWi-Fiを返却するだけだから、カウンターに二人並んでいるスタッフさんが多少の時間を割いてくれたなら、二度足を踏まなくてよかったのだけど、そういうルールならばしかたがない。しかたがないけれど、次になにかあったとき、Y!mobileというキャリアはそういうルールを墨守する会社であることをおそらくわたしは考慮材料にすることだろう。