ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

父と息子と婿の休日

  下のサムネイル、第1巻はKindle版で、第2巻は物理版の紹介なので、そこはご注意を*1

 

 

ハヴ・ア・グレイト・サンデー(2) (モーニング KC)
 

 アメリカ合衆国ニューヨーク市在住の小説家の輪治さんが、お父さんが亡くなった後、実家の管理をするために東京に移り住む。そこには、息子夫婦と孫息子、娘とその夫が仕事の都合で住んでおり、息子と娘婿が週末ごとに輪治さんのうちにやってくる。

 輪治さんの妻に似て、金髪で大柄な息子は、明朗で、家電に詳しく、カメラに興味がある。イタリア系と日系のハーフである娘婿は、自己主張の強いタイプではないが、賢くて毒の少ない人。東京で働く外国人である彼らは、東京で育った輪治さんとの週末を重ねるごとに、衣食住を含めた日本の風物に慣れ親しみ、経験を蓄えていく。

 第2巻では、輪治さんの妹の道子さんが初登場。冷静な息子の妻、優秀な孫息子*2、明るくて買い物好きな娘に加えて、年末年始を過ごすために、ニューヨークから、輪治さんの奥さんまでもがやってくる。

 わたしがこの作品をとてもいいと感じる最大の理由は、厭な人がひとりも出てこないところにあるだろう。

 そういえば、輪治さんって、オノ・ナツメさんの大好きな「老眼鏡紳士」ではありませんか。

*1:24日朝現在、第2巻のKindle版の紹介が表示されない。

*2:宇宙飛行士になるために、地質学などを専攻するという周到さ。