ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

旨くて、倫理的な

 

貧乏人ほどタピオカやスタバを好む理由 - 銀行員のための教科書

20日スターバックスのある店舗に寄ったら、レジのお嬢さんが、「倫理的調達」についてのリーフレットを渡してくれた。コストパフォーマンス重視もよいけれど、コンビニエンスストアのコーヒーって、エシカル

2019/09/24 16:22

  「貧乏父さん金持ち父さん」以前から、貧乏人の消費行動に関する分析は、みんなの大好物である。わたしも、上記はてなブックマークの元記事のタイトルに釣られてそれを読んだくちである。しかし。

 スターバックスでは、毎月20日をエシカルなコーヒーの日として、「社内基準を満たす程度に旨くて」「適正な価格を生産者に払っている」コーヒーを提供していることをアピールしている。

www.starbucks.co.jp

f:id:e_pyonpyon21:20190925084452j:plain

 モノがコーヒーだからよかった。もし、これがビーフパテを使用したハンバーガーだったなら、そもそも動物の肉をおのが血肉とするために食べることが倫理的に許されるかどうかがまず問題とされるところだろう。そのへんは、妙にふわふわした結論しか出ない。わたし自身も実に身勝手なもので、たとえば自分が食用の飼育動物であったとしても、なるべく自然死するまではたっぷり食べて飲んで自由に動き回って生きたいと思うことだろう。それなのに、屠られるところは見ていない、パッキングされたあとでしか見ていない、食肉や魚介を嬉しそうに買ってはおいしそうに食べている。その点、コーヒーにはそういう感傷的な部分は、いまのところ、ない。

 とはいえ、もともとコーヒーやカカオといった熱帯の作物は、労働搾取をはじめとするモノカルチュアに内在する数多の問題と不可分の関係にあったので、それらと製品とを切り離すための配慮は、この先も慎重に重ねていかなければならない。倫理的調達に理解を示すのと、ラテマネーを節約するのと、真っ向から対立するとは思わないのだけど。