ツイッターで受講生を募っていた、岩波書店さんの広辞苑大学と日比谷カレッジさんのコラボレーション第1弾の講義を受けてきた。講師は、青山学院大学教授の福岡伸一先生。
わたしは、講義を聴きながら、がりがりノートを取る習性があるのだけど、初対面の受講生の皆さんに対して妙な緊張を強いるのは本意ではないので、わりとはじめのほうにチェックインしたけれども、後ろのほうに席をとった。音響のよい施設だから、どこに腰掛けてもちゃんとお話は聴けると思ったし、実際、福岡先生の明瞭な声はよく響いた。
理系の先生のお話を講義形式でじかに聴くのは、学部生のとき、京都の村田機械さんが宝ヶ池で開催された講演会が最後。2年連続で2回参加させていただいたけど、あれはよい経験だった。今回も、このごろNHKスペシャルを観る時間帯に韓国歴史ドラマばかり観ていて、それはそれでいいのだけれど、もういろんなことについていけていない自覚があったので、お知らせを見掛けてすかさず申し込んだのだった。
行って帰ってしばらく疲れて眠ってしまったけれど、9頁とったノートを見返すと、やっぱりがんばって出掛けてよかったと思った。これからは、知財のほうの研修会にもぼちぼち参加していきたいし、仕事のほうにももっと積極的になれるような気がした。
肝心の講義は、「生命をめぐるwhat/why/how」についての問いの立て方の方法論を含む、きらきらひかる宝箱のようだった。
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