ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

酒と食事と仕事と情事

 放送局の記者に対して、記者志望だった現ジャーナリストの女性が不法行為に基づく損害賠償請求をした訴訟の第一審判決については、数日前に触れた。わたしは、真実が藪の中であろうと、裁判所で認定された事実に、不法行為の成立を根拠付けるものがあるならば、原告を支持したいので、いまは細かいことは書かない。

 

そもそも酩酊状態になるまで飲むやつ飲まされる奴が否定されない日本という国が嫌い

就職の相談のような場合は、酒食を供する場ではなくてせいぜいコーヒーハウスで語らうべきという空気があったら、特に異性同士一対一の組み合わせのときはよいだろう。お酒と性的な関係は、職場から離して。

2019/12/22 23:52

  美しくない喩えばかりが浮かぶので、ややましなものを選ぶと、人間の伝染病は、農耕の広がりとそれによる定住生活によって、本格的に深刻なものになったという。仕事をともにする人間のあいだに親しい関係が生まれ、それがときとして排他的な性愛に発展することはよくあるとは思う。しかし、穀物の栽培と猖獗を極める病とを切り離しておきたいのと同じように、性行為を職を得ることから遠いところに置いたほうがいいのは説明を要しないだろう。それは、大学短大の新卒と、中途採用のどちらの就職活動でも同じことだ。

 娘たちも、そして息子たちも、そんなことでは泣かせたくないから。

 

賭博と国家と男と女

賭博と国家と男と女

  • 作者:竹内 久美子
  • 出版社/メーカー: 日経
  • 発売日: 1992/08
  • メディア: ハードカバー