ぴょん記

はてなスターはじめました 2022/04/19

卑近で、鄙事ともいうべき、なにか

 わたしは、たまたま中年の入り口で、寝込みはしなくても外で働くのに適さない種類の病人になってしまった。それで、家にいて、できる範囲の仕事を受託して、残りの時間は、めしを炊いたりアイロンを掛けたり、家族と自分のためだけの雑用をして過ごしている。

 外にまったく出ないというわけではないけど、約束をして誰かと会うというのは、肺の調子がよくなくて歩くための筋力も衰えているので、相手に迷惑をかけるのでずっと控えている。もっとも、はっきりと病気に診断名がつく前から、そういう機会は年を追うごとにどんどん減っていた。人とのつきあいのなかで咲こうというこころが、凋んでいったのである。

 この退嬰ぶりは扁桃体のあたりに問題があるからかもと思ったけれど、脳をMRIで診られたときにいわれた限りでは、だいたいふつうの脳のようだ。だから、あとは、気質。後天的な何か。

 いまは、大根がうまく炊けたとか、中華まんをがんばって(がんばらなくてもよいことなのに。)いちどに3個も食べられたとか、そういう小さいことが嬉しい。どこどこのなになにというお店で、もう一度、ごはん食べたいコーヒーいただきたいとか、そういう願いも抱いている。イデオロギーの構築と実行がすさまじい乖離を示しているのは、なにもよその国をみるまでもないことで、稼ぐ自由は、その労働や投資から得られる財貨以上の犠牲を、つねにひとの心に強いる。だから、ほんとうに小さいことを望んで、それが果たされることに満足を覚えるように自分を馴らしていく。とても長い時間をかけて。意識さえしないようになるまで。

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テレワークとかネット保護者会とか

 まだ少しだけ、障壁がある感じ。もう5年先なら、なんとかできるかも>ネット保護者会。