ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

人間をたくさん見たので疲れていた

 金曜は、通院その他のあと、都内を散策したので、帰りが遅くなった。だから、ここ1年ほどお世話になっている調剤薬局さんが開いている時間帯にそこへたどり着くのは無理だった。それでも、処方箋は、原則として、発行日を含む4日のうちに調剤薬局の窓口に出さねばならない。加えて、年末が近い。ゆえに、土曜日には、どうしても調剤薬局に出向かねばならなかった。

 しかし、金曜日、テレビやPCの画面越しにではなく、直接、なまの動く人間をたくさん見たわたしは、ぐったりと疲れていた。目にした人間たちは、たいてい寡黙で、マスクを掛けて、相互に視線を合わせることすら稀であったが、それでもなお、人間がそこに存在するという紛れない事実が生み出す圧力がわたしを重く押し潰していた。

 早い話、一度には揃わない大量の薬剤の予約を、わたしは、土曜の午前中に、調剤薬局に電話を掛けることで済ませてしまった。揃えてもらったものを、処方箋と代金と引換えに、月曜日に受け取って帰ることにしたのだ。

 あなうたてなや。

 

宇治拾遺物語 (角川ソフィア文庫)

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