6日の夜の風呂上がりに、両足の踝から上、主に外側に猛烈な痒みが走った。腕の場合も手の甲の続きに痒みが出るように、わたしの末梢は、甲側とか外側とかのほうがアレルギーが出やすい。きちんとした物質としてのアレルゲンが特定されているわけではなく、20年前の初診当時の結論としては、「厭なことや疲れることがあると出る赤みと痒み」とされた。わたしはそれでも抗ヒスタミン剤をのめば赤みも痒みも治まるからいいけれど、わたしの身体そのものはそれで構わないのだろうかと思っていたけれど。とにかく、6日も、頓服として抗ヒスタミン剤である某Aをごくりと飲み下した。プラセボ効果類似の作用も若干あるのだろうが、すみやかに効いた。
効いたは効いたけれども、おかげで、7日は、ずっと眠たかった。実際に眠りもするし、なんとなく起きて家事をして机に向かってまたなんとなく眠ってと繰り返しているうちに日付が8日にかわった。酔生夢死の四文字を地でいっているような為体である。