短い旅から戻って、土曜の午前までは机に向かっていたような気がする。うちの住戸を含めたこの住宅群に居住する世帯数は軽く1000を超えるそうで（しかし、2000には遠く届かない。）、だから、少なくとも日中は、ほぼ常時クロネコヤマトさんの緑のカートがどこかの建物のどこかの階を移動中ということになり、資料や成果物を都内の各事業所とやり取りするのに大変便宜である。わたしも、受託者の端くれとして、このクロネコヤマトさんには長らくお世話になっている。資料を返却するのに、ウェブで依頼して早いときには15分でやってきて回収してくれてどうもありがとうございます。
日曜に入ってからは、一種のDIYの作業が再開し、埃を吸い込んでもアレルギーが出ないように抗ヒスタミン剤を、筋肉の痛みには痛み止めを予めのんで作業を開始した結果、作業が終わったなり、短い午睡のつもりが真夜中までだいたい眠り込んで早朝まで寝台の上で過ごした。痒みや痛みに耐えつつ起きているか、それらは軽めに済んでもぐったり寝込んで半日送るか、どちらしかないものだろうか。
それにつけても、この暑さである。髪の毛の多くて長いのは、毎年、シニョンに巻き上げてなんとかしのいでいる。問題は、体幹部の汗で、人間の身体に汗腺が走って体表面の温度を、ひいては深部の温度を下げようと頑張っているのはわかるけれども、自分に関しては、暑い時期には汗搔き以上に悲惨な目に遭うことが多いので、とにかく体表面が酸化するのを少しでも食い止めなければならない。
沐浴できないときは、絞ったタオルで汗を拭くのと、不織布シートで拭くのと、どちらが効くかというと、わたしは、後者のほうが効くような気がする。
