ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

なんだか一日中家事に勤しんでいたような

 きょうは、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の最終回が放送される日で、放送時間も15分拡大版なのだという。18時からのBSPの放送を観るためには、夕食の準備の段取りをよくよく考えておかねばならないと思った。

 晴れて、しかし日中の最高気温が5℃とか。洗濯物を早めに取り込んで、かりに軽く畳んで、オイルヒータの近くに置いておく。低温なので、飽和水蒸気量が少なく、へんな表現だが、寒さがタオルから自力で乾く力を奪っているような感じだ。いつもなら真っ先に乾く、表ガーゼ裏パイルの軽いバスタオルがきょうはまったく乾いていなかったのでちょっと驚いた。

 午後、台所の床を掃いて、セスキをしみこませたシートを付けたワイパーで拭いた。同じ作業を家中回ってしてもいいのだが、このごろとみに身体が弱っているので、あとはリビングを軽く掃くだけで終わりにした。

 流し台の前には、背もたれのない座面の丸い小さな椅子を置いている。洗い物が多いときなど、桶にお湯を張って、その椅子に座ったまま、洗剤を泡立てたスポンジで茶碗や小皿をぐいぐい洗って、桶に沈めていく。これは、楽だ。濯ぎのときには、さすがに立って水を使う。こうやって動きつつも身体を甘やかすテクニックが編み出されているが、以前は、爪先立ちで膝の屈伸運動をしながら皿洗いをしていたのに、この脆弱ぶりはなんとしたことだろう。皿洗いについて、不用意に零すと、きっと食器洗浄機を導入する話が再浮上するだろう。ところが、わたしのうちの食器は、土ものが多いので、マシンとの相性が難しいと思う。

 冷蔵庫にしまっていた新芋でつくった蒟蒻と糸蒟蒻がそろそろ消費期限なので、まず、小さなダイスに切って下茹でした蒟蒻を長崎のじゃこ天と人参と一緒に煮た。こういう箸休め以上副菜程度のおかずをいつも手軽に気安く準備できればいいのに。昼、途中でドリアにオーブンを明け渡しつつも焼いておいた豚ロースのチャーシューは、スライスしてみたところ、なかまできちんと火が通っていて、生焼けではないかとの心配は杞憂だった。丼飯に添えたり、マルちゃん正麺の塩に載せたりして、それぞれ自由に食べた。

 こんな感じでわりとよく働いたので、鎌倉殿の最終回を2回続けて観たあとは、電池が切れたように眠ってしまっていた。

 

 うちのチャーシューは、塩と胡椒で味付けして、大きな面をフライパンで焼いてから、130℃のオーブンで大きさに応じて数十分焼くタイプ。きょうの豚肉は、400gだったので、正味90分くらいの加熱時間でした。