ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

寒いなりに晴れているのでよく乾く

 「よく乾く」のは、おもに薄い洗濯物で、それなりに厚みのあるものは軽く畳んでオイルヒーターの近くに金属製のカゴに入れて半日ほどおいておくと、だいたい乾燥が終わる。青い空を背景に、物干しにつるされた洗濯物が風にそよぐ姿は、零度近くの飽和水蒸気量を思えば乾くかどうかは儚い望みなのに、なぜかきっと乾く気がするから不思議である。実際、薄いものならば、前述のとおり、よく乾くのだ。

 相当以前のことになるが、千葉日本大学第一中学校の問題だったと思うけど、社会科で、米5kgの値段を3つか4つの選択肢から選ばせる問題があった。それから、これも中学入試の、こんどは理科の問題で、洗濯物を干すにあたって、ピンチのぶら下がった物干しの、どのへんにほかのものより早く乾かしたい靴下を配置すればいいのかを選択肢から選ばせるのがあった。米の値段も、靴下を干す位置も、経験則から正解を選ぶ受験生もあるだろうし、論理的に考えて正解を導き出す受験生もあるだろう。どちらが受験生としてより正しいとかより好ましいということもないだろう。

 先週は、大きく体調を狂わすこともなく、わりと穏便に暮らせたので、それでよしとしよう。

 

 生協の注文が確定したら、配達日の項に品目と価格を書き込むことにしている。ところが、生協の宅配には、「欠品」という恐ろしいものがあって、そういうときは、赤線で消して合計額も訂正してしまう。