ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

今週は雪が降ったり冷え込んだり

 秋のはじめに、南側の窓から空を眺めていて、なんだか空が近いと感じた。今夕、そう遠くはないはずに山の端のあたりから、どんどん水蒸気が上に上っていってたちまち雲を形成するのをみて、ごく当たり前のことながら、ふだんはすっかり忘れていること、つまりわたしたちが呼吸するこの大気も空の一部には違いないという事実を思い出した。

 昼に粕汁を炊いて暖を取ろうとしたら、厚手の中華鍋で鮭や油揚げ、菜っ葉に根菜類を煮詰めている間に、自分がはやくもほかほかに温かくなってしまった。

 わたし自身は、免疫抑制剤の副反応でここ数ヶ月間、腎臓の数値が不安げなので、味噌汁を啜るのは週に一度あるかどうかだが、きょうはさすがに少し粕汁を食べてみた。酒粕をグラム単位で量って入れるような妙な几帳面さはあるものの、蒟蒻のちぎり方などは体積に関して分散が大きい。ところが、味の素さんのレシピはたいしたもので、まずまずの味に仕上がっているから驚きである。

 

 しばらく寝る前の読書が疎かになっている。1時間くらいは、なにかと読みたい。