ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

自分の機嫌のとりかた

 もとよりわたしも狡いところがまったくないわけではないので、人の厭らしさを無謬の身として叩ける位置にはいないのだが、他人の善意にただ乗りをして羞じない態度を目の当たりにして、体調が悪くなってしまった。具体的にいえば、背中がすごく痛い。

 痛み止めをのんで19時半には寝た。途中で起きて、Amazon Prime Videoで、『ジャック・ライアン2』を後半の5話くらい一気に観た。南米の腐敗した為政者が選挙日程を変更したり投票時間帯を短縮したり対立候補とその子らの命を奪うと脅迫したりとあらゆる手段を繰り出してくる。それをアメリカ大使館の美人大使、彼女と2回離婚したCIA支局長、海軍提督だった高級職員、そして分析官のライアンと、特殊部隊員3名でひっくり返す。無理が通り過ぎて、途中からなぜか泣けてくる。スパイものとかSFとか志怪ものとか、そういう荒唐無稽なのを観ると、わたしはわりと神経が鎮まる。

敷地内で無闇に除草剤を撒かないからなのか野草がいっぱいで、よい