ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

梅雨の晴れ間で気温が上がる

 当地における、2日日曜の最寄り観測点の最高気温は、33℃を超えたようで、さはさりながら、小規模とはいえ複数の山塊と水の流れによって中心部から隔てられたこのあたりの実勢の気温はいかほどだったろうか。先日の夕刻、新聞代の集金に来られた近所の奥さんが、玄関口を吹き抜ける風の強さに、ひゃぁ風びゅうびゅうでなんとも気持ちよろしいわなぁとおっしゃったので、とりあえず空気の流れは確保されているようである。

 インターネット上の短文投稿サイトであるツイッターのサービスについて、日曜の未明あたりから、一日あたりの閲覧制限が認証付きで何件、認証なしで何件などと施されるようになったという。先月あたりから、自分がいまほんとうに読みたいもの知りたい情報はなんなのか考えさせられることが相次ぎ、翻って省みればツイッターもブログもわたしがネット上で書いているものも、一掬の山清水ほどの値打ちはないと判断せざるを得なくなった。あとで自分で読み返して、そういうこともあったかしらんとおぼろげに思い出すよすがにでもなればましなほうだ。

 

 ところで、『侍女の物語』のテレビドラマ版、WOWOWのオンデマンドでシーズン5が出ていた。ジューンがカナダへ亡命して、かつての主を血祭りに上げるところで物語は終わって、続編の『誓願』という次世代の物語へいずれ繋がれると思っていたら、ジューンとその主の未亡人との間の泥仕合がいまだに続いていた。

 『請願』では、家庭裁判所の判事を長年勤めてきたようなインテリ層の女性を、政教一致の男性至上主義体制に服従させるために、誰にも身近な、ある仕掛けが利用されていて、アトウッドさすがだなと感心したのを思い出した。