ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

『グレイズ・アナトミー19』を観る/スターバックスさんの星

 この、アメリカのシアトルにあるという架空の総合病院を舞台にした医療ドラマも、WOWOWで現在放送中のものは、シーズン19を数えるまでになった。先日、『ハンドメイズ・テイル5』が、10話で最終回を迎えたものだからつい寂しくなって、古巣のグレイズ・アナトミーに戻ってみた。三石琴乃さんが吹き替えを務めるエレン・ポンピオ演じるメレディス・グレイは、シーズン1では1年目の研修医だったが、その後、ある事故をきっかけとして病院の経営陣に名を連ねたり、出会いと別れを繰り返したりして、現在は、その病院の部長職にあるようだ。キャストがたくさん入れ替わった後でも、メレディスの亡くなったお母さんの恋人だった老医師や、指導医だった女性医師は、かろうじて残っていてうれしい。

 そのシアトル繋がりで、わたしの情けない話をおひとつご披露します。何年か前、札幌に旅行したとき、スターバックスのカードを作って、グリーンスターをこつこつ貯め、リワードと呼ばれる特典と交換できるゴールデンスターを貯められるGold会員に。ところで、このゴールデンスターには使用期限があり、そして、Gold会員のステイタスを維持するためには、年間250Starを貯める必要がある。基本、1Starが税込54円の買い上げで付与されることになっているが、たまにGold会員ならばStarが倍付けされる日が設けられている。

 いつも書くことだけど、わたしの立ち回り先には、スターバックスの店舗が少ない。病院に行く乗り換えの駅構内ぐらいにしかない。そもそもが街歩きというものをしない生活様式に固まってしまったので、スターバックスの店舗が置かれる基準とまことしやかに巷間で囁かれる、カフェのリピーター5000人が確保される商圏へ足を踏み入れないからだ。葛西臨海公園駅という場所に新規開店した店を訪れたことがあったが、ちょうど疫癘が広がっていた時期ということもあり、神保町やお茶の水のあたりで頻繁に利用していたスターバックスとはかなり違うという感じがした。衛生上の制限が多すぎて、intimateな雰囲気を作れないかさりんのスタバのスタッフの皆さんは、どれほど苦労したことだろうか。

 もうひとつ、Starがなかなか貯まらないのには理由がある。わたしは、ホットにせよアイスにせよ、「本日のコーヒー」の一番小さいサイズしか頼まないので、そもそもの注文額が少ないのだ。そこで、Starを稼ぐために、一緒にいる家族に季節のフラペチーノなど勧め、なんとなく割高な感じのするフードをテイクアウトする。こうしてStarを稼ぐために締め切り日直前になって実店舗で駆け込み消費するカスタマーは、きっと少なからず存在する。リワードに交換できないグリーンスターを一から貯めるのを避けるために、Gold会員のステイタスを維持することに汲汲とするのだ。

 もはや飲食というより、ゲームである。

がんこさんのランチ。

 左の「本日の旨魚丼」というのは、大きな切り落としがけっこうたくさん入っていて、おいしかった。がんこさんのランチメニューにあったらぜひ試していただきたい。