ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

昼下がりから日は射すのに雪が舞う

 午後早くに来客の予定があったので、昼餉の時刻を30分繰り上げた。来客とて、応接間もないので食堂で対面するわけで、その前の時間の食事に匂いのきついものは避けたいと思いつつ、あまりに寒いので、礼儀よりは寒さ対策を優先して豚汁を炊くことにした。大根、玉葱、人参、蒟蒻、豚肉をシャトルシェフで鰹出汁で煮込んでおく。皆、豚汁には、味噌がいいとか醤油に限るとか思い入れがあるので、そこは多めの一人分ずつ小鍋で最後の味付けをして食卓に運ぶ。ところが番狂わせがあって、たいてい醤油の豚汁を希望する家族の者が、今回はサムギョップサルで焼肉に添える味噌として使った、合わせ味噌とコチジャンを半分ずつ混ぜた赤味噌を希望したので、赤い豚汁にして供した。豚汁を椀に盛って、仕上げにカドヤの当たり胡麻と小口葱を振りかける。

 食事がだいたい正午に終わってから、夫に皿洗いを任せて、食堂を開け放っての床掃除。この冬は、食堂に炬燵を設置しないままに終わりそうなので、箒でごみを集めてダイソンの小さな掃除機で吸い取って、余裕があればモップを掛ければ掃除は終わり。きょうは余裕がないので、モップは省略。モップといってもクイックルワイパーのホルダーに手縫いの薄い雑巾を噛ませたものだけど。この時点では、まだ降雪の兆しはなし。

 さて、無事、お客様がおいでになって用件を済ませ、お帰りになってこちらも少々片付けを済ませてからも、外はまだ晴れている。ただ、気温が油断するとすぐ氷点下になりそうな冷たさはあった。そして、15時半ごろ、日が射したまま、雪がビルと住宅地に囲まれた空間を乱舞しはじめた。明日の午前中までは、時々降りつつ消えずに積もるという。

 回転焼が食べたい、と後期高齢者本人がいうので、「御座候」さんでも寄ってこようかと思ったけど、市内では、髙島屋さん2店かJR伊勢丹さんにしか店舗がないし、オンラインショップでも御座候そのものはなぜか扱いがないようなので、ニチレイさんの製品を楽天市場で購入した。わたしが買ったのは粒あん回転焼のみ入った商品だったけど、こういう詰め合わせもあるんだな。