ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

後日日記02 2024/04/05

 早朝、熱は下がらないし、頭は破れ鐘を打ち鳴らすのを聴くように痛むけれども、年寄りの朝食は6時半過ぎと決まっているので、1時間前に起きて、電気圧力鍋に粥のお米をセットし、みそ汁と目玉焼き、あとは湯茶の世話をする。

 この日から数日間、わたし以外の家族の食事は、デリバリーのお世話になった。では、わたしの分はというと、これがほとんど何も食べられない。たとえがんばって消化のよさそうなものを口にしたとしても、身体が受け付けない。そのような状態がしばらく続き、わたしは、自分の食欲がゼロどころかマイナスのまま、他の家族の食事を用意して片付けるようになった。