ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

2022-07-05から1日間の記事一覧

『笹の舟で海をわたる』

1955年ごろの東京、学校を卒えて洋裁店に勤めていた主人公は、学童疎開で一緒だったという娘に声を掛けられる。その娘、風美子は、主人公の生活に、そして人生に巧みに入り込み、50年の歳月が流れる。 角田光代さんの『エコノミカル・パレス』もやや長いと思…