ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

頭の中が違いすぎる

  自分以外の人の思考の過程をたどるのは、たいてい難しい。

41歳、11歳少女と結婚 マレーシアで批判高まる:朝日新聞デジタル

この41歳男性は、マレーシア国籍で、かつ、イスラム教徒なのかな。宗教裁判所の承認を省いた理由とか、わざわざ自分の子の友人を3人目の奥さんにした経緯とか、書けばきりがないのだろうけど、児童婚は、もはや。

2018/07/03 14:31

 

 はてなブックマークの中に、「保護者に売られそうになった未成年者を保護するために結婚したのではないか。」という趣旨のものがあった。正直なところ、わたしもその可能性が脳裏をよぎらないわけではなかった。森薫乙嫁語り』の中に、こんなエピソードがある。イスラム教徒のお金持ちの男性が、妻ひとりを大切にして暮らしていたところ、その妻の「姉妹妻」という、排他的な色彩さえ有する、一種の親友(そういう習慣が現地にはあるという。)が夫を亡くし、老いた舅姑と幼子を抱えて生活に窮する。富豪はためらいつつも、妻の望みにしたがって、彼女の「姉妹妻」を舅姑と幼子ごと引き取って、新しい妻とする。一種の慈善、人助けとしての婚姻である。でも、この現代の41歳と11歳の結婚は、マレーシアで必要とされている宗教裁判所の承認を得ていないという。

 そもそも一夫多妻、一妻多夫のシステムに馴染みがないうえに、児童婚にネガティブな印象をもっているから、このケースになにか「美談」めいた要素を求めたいのだと、自分の感情は分析できる。しかしながら、これはおそらく、『娘の友だちの女の子が売られそうだから形式的に結婚して庇護してあげよう。』という話ではなかろう。善行をした人を褒め称えるのはともかく、他人にその財布で善いことを為すよう強制することはよろしくない。とはいえ、金はすべてを解決しないが、ほとんどの問題を圧縮してくれる。

 タイ人の11歳の少女にとって、大人になってから、自分と年もそう違わない勤め人の青年と結婚して、ほどほどの平凡な暮らしを営むのと、11歳のいまそのまま、友だちのお父さんであるマレーシア人の貿易商の3人目の奥さんになるのと、いったいどちらがいいのか。いずれにせよ、売られて、身体的精神的にひどい目に遭うよりはかなりましだ、きっと。

 

妻が子供を欲しがっているので自殺をしようか悩んでる

釣りでもなんでも、生物学的にも社会的にも「父」になりたくないという増田さんの消極的な再生産の権利は、「母」になりたいという増田さんの配偶者の権利の擦り合わせともども、尊重されてよいと思う。離婚も視野に

2018/07/03 16:11

 

 

「登録できない」結婚相談所に見放された47歳独身男性:朝日新聞デジタル

相手の収入はそれほど多くなくてもいい、自分も稼ぐし贅沢はしない、健康でつつましく一緒に年をとっていきたいという異性はいるに違いないのに、なぜか巡り会わない。引き合わせていた年上の年代も老いてしまった

2018/07/03 16:33

 

 結婚するかしないか/できるかできないか、子をもつかもたないか/儲けられるか儲けられないか、人生が道ならば、岐路にあたる大きな選択は、いかにも多いようにみえて実はそれほど多くもない。と、わたしはそう思うのだけど、どうだろうか。

 世の中の人、ひとりひとりがある問題について考えることは異なっているのだろうか。しばしば、これだけ違う人間だらけなのに相互のぶつかり合いが世界を壊さない程度でよく収まっているなあと感心するが、もしかしたら、標準を離れて大きく違うのはわたしのような者だけで、主要なことに関する大勢の人の考え方は、一定の幅にきれいにまとまっているのかもしれない。それが、いわゆる輿論というやつで。

 それならそれでいいけれど。

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こういうの、前に咲いたんです

 

乙嫁語り 7巻 (ビームコミックス)

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  この巻の表紙に出ているのが、上に書いたお金持ちの男性の最初の奥さんです。

 

 

MUJIN~無尽~ 巻之5 (ヤングキングコミックス)

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  田之助が登場して、いよいよ幕末感、出てきた!