東日本大震災の前後に、楽天市場の店で、バスタブを注文した。そのバスタブを実家の浴室に据えて事足れりとか為果せたりと思い込んでいたのだが。
西日本の工場から出荷されたバスタブは、INAX製で、2トントラックでの配送を重ねて依頼していたのに、配送を請け負った大手運輸会社(ねこではない)は、大きなトラックで運んだという。そして、「2トントラックに移し替えなければお宅の庭先までは入れない。市内の営業所まで荷物(浴槽)は届いているので、取りに来るか、それとも追加で5000円支払うなら2トントラックに積み替えてお宅まで届ける。」と言ったそうだ。工事を請けてくれた職人さんも家の者も年寄りで、しかたないから、言われるままに5000円の追加料金を支払って浴槽を配達してもらったのだと。それを8年経ってからはじめてきかされた。
あらかじめ振り込んだ金額には、送料と消費税が含まれていた。それなのに、なぜか5000円、追加で取られた。
楽天市場のその店も、もちろん当該大手運輸会社も、いまだに営業を続けている。旅客運輸業なら「kumosuke」というようなところだが、貨物ならば、こういうのはいったいなんというのだろう。
根拠のない、5000円の行方は?いったい帳簿になんとつけたのだ。