毎朝、食事の片付けが終わった段階で、バスタブの洗浄を始める。わたしは、いろいろ感染しやすいので、よほどのことがないと浴槽には沈まない。ほかの家族が入るバスタブを毎朝洗っては、夕方に湯を張る。それは、まあ、よい。ただし、この年初ごろからわたしの教唆により温浴目的でタブレット型の入浴剤を入れるようになったので、いわゆる「スプレーして流すだけ！」のバスタブクレンジングでは洗い足りずに、手袋をはめてバスタブの表面をスポンジでこする必要が生じた。ところで、このバスタブの内側の面積とわたしの体表面積、どちらが広いのだろうか。
さて、わたしは平日に勤めに出ているわけでもないけれど、平日はそれなりに用事があるので、夕方も風呂に入っているどころではない。土日は、それに比べてやや余裕があるので、カラートリートメントを兼ねて明るいうちに浴室に入る。カラートリートメントは、シャンプーのあとで髪に塗って、5分か10分、放置してそれから流すタイプなので、待っている間に風呂の床の汚れをスポンジで処理する。自分の垢を流しにきたのか風呂場をきれいにしにきたのか途中で分からなくなることもあるけれど、小さな風呂場の床が少しきれいになるころには、たぶんカラートリートメント剤も、やや定着しているのではなかろうか。
ああ、さっぱりした（おもに風呂場の床が。）。
