ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

縁がないときには無理をしない

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すごい勢いで掻き込んだお昼


 日曜日、新幹線に乗る前に、東京駅最寄りの大手町駅までいかずに、ひとつ前の日本橋駅で降りる。コレド日本橋地下のメゾンカイザーで三井ショッピングパークのポイントカードが入手できるかと期待してのことだった。しかし、土日祝の開店は10時からとなっており、店内に人がいるのはガラス越しに見て取れたけれど、もう諦めてしまった。そのポイントカードがあれば、日曜日以降3泊する京都のホテルで1泊につき300円相当のポイントがつくのだけど、今回はご縁がなかったということで。

 雨のそぼ降る八重洲を傘をさして滑らないようにとぼとぼと歩いた。ポイントカードぐらいのことなら、笑える。ところで、これ、いじけた考え方かもしれないけど、暮らしのなかでは、日頃からことばを失うようなことがしばしば起こるけど、こちらは、笑えない。それでも、平静を装って、怒っていないし、悲しくもないような顔をして、不愉快な気分が空気に紛れて風にのって過ぎてしまうのを待つ。だからといって、落胆しないわけではない。しかし、「縁がない」、だから、自分のほうに何かを、または、誰かを無理からに引き寄せてもいずれその何かも誰かも自分からは遠ざかっていく。

 いかにもご縁のなさそうなところに、しがみつくのも機嫌とるのももう限界だわなあと、思う。一回、くしゃっと潰れて、それから、汚れを落として破れも繕って、またしばらくしたらしゃんとしようか。