火曜日は、ふと思いついて赤飯を炊いた。小豆を茹でて、餅米を研ぎ、炊飯器で一緒に調理するだけだ。
なんちゃあ、お祝いすることもないんですが、褻の豆ご飯と一緒です。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2020年4月14日
ほんとうに、ごくパーソナルな就職や誕生日という事柄を除けば、めでたいことなど殆どない春である。現時点で、COVID-19に巻き込まれて、世界中で12万人以上の人が亡くなっている。植物に化けてこの感染流行を逃れる術があるのなら、交通の便のすごく悪い、水と空気だけはきれいな山林に紛れ込んで1年でも10年でもへんな植物としてウイルスを遣り過ごすのだけれど、現実の生身の動物としては数々の消費を重ねて日々を送らねばならない。
自分は、豆の混じった飯を炊いたり、善哉を調製したりするぐらいしかできないけれど、小人が閑居してそれがけっして不善をしていることと評価されない希有な時間を息を詰めて過ごしている、つもり。
ランベルマイユブレンドが届いた。これも豆といえば、豆。