ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

はてなボトル的ななにかを2題

 わたしが普段拝見しているブログのエントリに向けて、届いても届かなくても構わないような内容で2題。

 まず、食事と免疫力の話。わたしの病気の特徴的な点のひとつは、やる気を出しすぎた自己免疫が外から入ってきたものを排除するのではなく、自分の身体を破壊するというもので、一時は身体中の筋肉の働きなどがたいへん衰えた。たとえば、腕でいうと、いちばんひどいときには、子供用の小さな茶碗に50gほどの米飯を盛ったものを左で支えて、右にもった箸で口に運ぶ動作が困難だった。なお、わたしが、なぜこのような疾患に罹ったのかについては結局解明されなかった。

 免疫が身体を壊す、文字面だけみればおそろしい。だから、「食べて免疫力を高める」「腸を元気にする食べもの」などという、雑誌「クロワッサン」の特集によくある記事については、もしかしてわたしはこれの逆張りをしなければいけないのかと若干の警戒感を抱いていた。納豆は食べなくても平気だけど、ヨーグルトはできれば毎日100gずつは食べたいし、しば漬その他の漬物一般も好きなのに、免疫力が上がるから避けなければならないの、と。

 これをあるとき、内科の主治医に尋ねてみた。すると、医師は、「ぜひこれを食べなきゃとかこれは食べてはだめ、という食物は、あなたの場合はないな。」と答えた。発酵食品を食べて胃腸が元気になったからといって、自己免疫がふたたび鎌首をもたげて身体の各組織を攻撃しはじめるという、そういうシンプルな機序で再燃が始まるわけでもないようだ。

 ただ、服薬の関係で血糖値が上がりがちなところもあるから、食べ過ぎてはいけないものはけっこうたくさんある。それはまた別の話になる。

 

 もう一つは、ブラジャーの話。近年、乳腺を含む体組織の一部を切除した女性が親族にいる。切除した部分に相当する何かでできた塊をブラジャーに嵌めて、そのブラジャーを身体に装着することで胸部の外見を切除前のそれに近づけることは一般に広く行われている。ただ、その親戚の女性は、ふだんブラジャーを付けることが少なかったので、その医療用ブラに馴染めるか不安で、さしあたって退院した直後の夏場、どのようにしてシルエットをカバーしたものか思いあぐねていた。

 家族からあなたも知恵を出しなさい、と言われて、わたしは何枚かのユニクロのブラトップを彼女に送ってみた。タンクトップの内側にモルドカップが縫い付けられたタイプやキャミソール型の同様の品だ。切除した箇所の細かい様子がよくわからなかったので、着け心地はどんなものかなと心配していたが、割合気に入ってくれたようでよかった。

 わたし自身のブラジャーは、できればノンワイヤーのものを選んでいる。型崩れを防ぐためにぬるま湯で手洗いをして、というような華奢なタイプよりも、ネットに入れてふつうの洗濯物と一緒に洗濯機で洗えるようなものがいい。値段も4000円くらいの比較的安価なのをセシールさんの通販で買っている。

 ワコールさんにもTシャツブラのいいのがけっこうお安くあるみたい。

store.wacoal.jp

 以上のようなことを今朝は考えました。

これは、葛西臨海水族園のオウサマペンギンのワンさん。