ぴょん記

寒いのは好き、そして春も待ち遠しい

『鎌倉殿の13人』第45回

 劇中、期待通り、善児が育てた刺客のトウさんが、関節を外して縛めを解き、源仲章の部下を次々と倒して見事脱走したシーンがあった。

 しかし、予想していた三浦と義時との黙契などは存在せず、窮地に立たされた三浦は養い君の公暁を背後から襲い、都合3回も刺し貫き、重傷を負わせて失血死させ、もって殺害したという、ことの顛末だった。先週、アマゾンプライムにて、『シン・ウルトラマン』を視聴し、とても高い技術力を誇る商品を弁舌鮮やかに地球人にセールスするビジネスマンの外星人を演じる山本さんを見ていたせいか、このシーンには驚かない。

 トウさんが、孫が叔父である息子を殺したという悲惨に自ら刃の上に身を伏せようとした政子を止めるシーンがある。あなたは死ななくてよい、むしろ生き抜いて、この先の諸々の行く末を見定めるべき責任があるというのは、脚本家が「みんな」に伝えたいことばなのかな。

 義時の、前々妻も前妻も、現在の妻であるおまえよりは賢かった、ということばに、のえさんのこれからも暗示されているけれど、軽はずみで、見栄っ張りで、仲章などに誑かされて夫に愛想を尽かされるのえさんを好演する菊池凛子さん、わたしは、大好きです。