ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

うちの変わり豚汁は蕎麦を載せた

 土曜の午後に、5Lの圧力鍋に大きな昆布と煮干し5匹入れて水出汁を取り始めた。

 未だ火に掛けないその水出汁に、人参、椎茸、里芋、牛蒡、糸蒟蒻、若布、油揚げなど、どんどん入れていった。そして、水に晒した牛蒡と豚小間肉、みりんと塩を加えてぐるりとかき混ぜてから、蓋をして、加圧10分。大きな圧力鍋は、火を止めてからもなかなか冷えないので、少々待ったけれど、蓋を開けてから、お湯に溶いておいた味噌などで味をつけて、葱を散らして、豚汁。若布と油揚げは、お昼の味噌汁の余りの具。

 それに濃縮めんつゆを入れたのを日曜の昼にも少し食べて、夜は、五割蕎麦を茹でて水に晒してさらに熱湯で煮立てたのを載せて食べた。

 さて、どこがいつもの豚汁と違うかというと、大根と蒟蒻が入っていない。代わりに、糸蒟蒻が入っているが、やはり大根が入っていない寂しさは、若布と油揚げでは埋められない。ただ、椎茸と里芋は、豚汁に当たり前のような顔をして入っていていいかというと、そこも怪しい。豚汁には、人参、牛蒡、葱、大根、豚肉ぐらいしか正規のメンバーがいない。だが、これだけでは、どこか物足りないのも事実である。