ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

映画も観た週末

 熱を出して寝ていたので、Amazon Prime Videoを中心に映画も観た。

 

 

 幕末の越後長岡藩家老・河合継之助が、戊辰戦争の一隅をなす北越戦争をいかに戦い、いかに死んだかを描いた作品。松たか子が継之助の夫人役で出ていた。実際の継之助は、1827年生まれの1868年没なので、1956年生まれの役所広司が演じるのはやや重厚すぎる。むしろ家僕の松蔵を演じた永山絢斗のほうが年頃といえばそうなのだが、女優もそこそこ、男性の俳優はとくに、モデルの実年齢よりは十も二十も上の役者が演じる傾向が日本映画にはなんだかあるようで、役所広司や渡辺健あたりにはまだまだがんばってもらわねばならないだろう。この映画でも役所広司の父親役を演じた田中泯さんは、また、別格。

 

 田島列島さんの原作を読んだことがあるように思う。古すぎる民家の中身のシェアハウスのインテリアが、赤を基調とした斬新なもので、なかなかよかった。