ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

あろうことか筋肉痛である/つるむらさき

 斜視がひどいこともあり(足を踏み外しやすい)、ふだんはしない階段の上り下りを必要に迫られてしたことで、病院から帰った日に脚が攣ったり太股が緊張したりした。脚が攣るとき、足の親指が反り返るので、それをぎゅうぎゅうに押さえつけてもらって、なんとか元に戻す。とても痛い。痛いが、それをするしか痙攣を速やかに鎮める手段が少なくとも家のなかには、ない。

 一旦収まったかにみえた痙攣は、夜中にも戻ってくるので、そうなると家族を起こすわけにもいかず、ひとりで対処せざるを得ない。まるで夜泣きの乳飲み子をなだめるようにそっと起き出して、痛いほうの足に体重を掛ける。台所に洗い物かなにか作業が残っているときには、片足立ちでしばらくそれを片付けたりする。

 木曜は、何回も転びそうになった。ひとりで転んでも自分が痛い思いをしたり怪我をするだけなのでまだ救いもあるけれど、人や物を巻き込んでしまったら本当に申し訳ない。人なら怪我をさせるかもしれないし、誰かの財産に重大な損害を負わせる心配だってある。損害賠償の支払能力が薄めの人間である自覚があるので、いちおう平均よりは厚めの一般的な損害保険契約には加入しているけれども、月々数百円の掛金で、わたしが起こしたすべての事故がカバーされるとも信じてはいない。

 賠償金、支払えなかったり、支払えたとしても時間が掛かったりしたら、相手方に重ねて迷惑を掛けることになる。だから、なるべく壊したくないし、転びたくない。

 金曜日も筋肉痛が残って、家の中でもつい転びそうになるけれども、このうちはだいたいバリアフリーなつくりになっているので、慌てなければだいたい大丈夫そうである。

 生協さんの野菜ボックスに「つるむらさき」が入っていた。茎も食べられそうなので、葉と茎を分離しておいて、熱湯にカットした茎を入れて1分経ったらカットされた葉の部分も加えてまた1分茹でて、合計2分茹でてみた。手強そうにみえた茎もまあまあ柔らかくなっていた。

怪獣裁縫の進捗具合

 だんだん目が詰まってきた。しまいにはどうなるのだろうか。