きのうの通院では、いつもの採血・採尿・レントゲンに加え、呼吸器の検査がオーダーされていた。この検査は、座位で行うものだけど、肺の中を空気で一杯にするつもりで吸うのとそれをぜんぶ追い出す勢いで吐くのを繰り返すので、日によってはけっこうくたびれる。わたしが検査室からよろよろ這い出てきたらば、ほかの検査を待って廊下両際のソファに掛けていた二十人ほどの患者さんの幾人かがぎょっとした表情をした。たぶんわたしが窶れた顔つきをしていたのに驚いたのではないだろうか。
主治医の診察やそのあとのいくつかの手続を終わらせて、朝のうちは文房具屋など寄ってみようとおもっていたけど、かなりふらふらしていたのでおとなしく帰宅した。