ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

わたしの「押し」はEDO-CCOのセンターです

 最寄りのバス停からJRの駅が終点のバスに乗った。終点でまたバスに乗り換えて(珍しく待たずに乗られた。)、道々、満開へと移りゆくソメイヨシノの白っぽい花が曇りがちな空に映えるのを見ながらバスに揺られていた。2台目のバスが自然渋滞に巻き込まれてしばらくもたもたしていたと思うと、バスの前から車列が消えた瞬間、運転手さんが思い切りよく、ほんのしばらくの間、加速した。途中、隅田川の桜並木も眺めたし、不忍池の人出の多さも分かった。

 少し寄り道をして、それからJRで高円寺へ。「さっぽろペンギンコロニーin東京2019」の2日目に。これは、北海道在住の陶芸作家さんやデザインの作家さんのグループが札幌で何度も開催されていた「さっぽろペンギンコロニー」という物販を中心としたイベントを東京でも開催してくださるというありがたいもの。今回、たしか2回目です。わたしは、どうやら2014年6月に小樽水族館に行った際にペンギンに捕まったようで、ウサギ以上に触れるのが困難な対象なのに、一方的に感情移入しては、少額ずつではあるけれども、コンスタントに今風のことばでいえば「課金」し続けている。

 人間のアイドルならば、コンサートで大きな団扇に「笑って」「こっち見て」と紙を張ってがんばって振ればときにはとびきりの笑顔を向けてくれることもあろうし*1、握手会などで近くに寄ることもときには許されるだろう*2。でも、わたしの好きなのは、ウサギやペンギンで、そもそも個体として認識していないものをごく薄く愛している。そこにあるのは、うどんに入れるおぼろ昆布や、好んで履く靴下の銘柄のように、「あるとうれしい」「いるとしあわせ」という淡い感情だ。すみだ水族館の「押しペン」では、ふうりんちゃんに投票したけれど、あれもキャプションの面白さにがぶり寄られたようなところがある。たしかにかわいいペンギンだったけど、それでも、標準的なマゼランさんの範囲内にとどまると思う。

 と、冷静を装ってはいるけれども、ええ、ペンギンさんの焼きもの、大好きです。

f:id:e_pyonpyon21:20190328121804j:plain

きょうの「ズイグルミ」は、すみださん。

 外出・旅行・入院に連れ出す随行ぬいぐるみを「随ぐるみ」「ズイグルミ」ということにします。

*1:「ファンサービス」を略して「ファンサ」というようです。

*2:いたいけな少女たちが白魚の指を氷水で冷やしながらファンの求めに応じるというのは、まあ、なんだ。