ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

睡眠の善し悪し、深さや長さ

 眠れなくて苦しい、というアノニマスダイアリーを読んだ。たぶん、比較的若い人が書いたものだろう。ブックマークでtipsを書こうとしたが、ご当人が薬をのむことについてあまりよい感じをもっていないようなので、やめた。わたしは、何科のお医者さんに処方してもらうにせよ、薬で眠ることにまったく抵抗感をもっていないので、眠れないときの解決法は、体質に合う薬をみつけること一択ではないかと考えるのだ。

 眠れない状態が数週間続くと、こころはだんだん疲れを溜めていく。おかしなもので、眠れないということ自体に罪悪感をもつようになる。眠れない自分に引け目を感じる劣等感も生まれ、休めていない身体もつらいものだから、いろんなことが楽しくなくなる。楽しかったことがつらく感じられるようにさえなる。

 そういうとき、薬をつかって眠るのは、けっしてずるいことではない。怪我をしたときに患部を消毒して抗生剤をのみ、あたまが痛いときに鎮痛剤をのむ、それと同じことだ。問題は、なにが自分に効くのか、それも適当な効き目でもって作用するのかである。

 わたしは、いろいろな薬が効きにくい。睡眠導入剤といわれるものも幾つか出されたものの、寝たのかどうかわからずに朝を迎えたりした。不眠はわたしの人生に突如現れたり長らく旅に出て姿を隠したりしていたので、これならなんとかというものに行き当たるまで、かなりの年月を要した。

 半減期6時間の薬で眠るのは、わたしにとって、必要以上に身体を痛め付けないための予防策であり、不安な要素を抱えながら日々をなんとか生き抜くための弥縫策を兼ねている。冒頭に挙げた増田さんが、いかなる方法に拠るにせよ、静かに眠れる夜を迎えらればよいと願う。

 

  去年のうちに買った茶葉を熱湯で淹れながら、知らず知らずに懐かしい歌を口ずさんでいた。