ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

きょうは寝不足

 朝、6時15分に起きる予定が、寝過ごすのが怖くて4時ごろからうつらうつらと起きていて、入江相政氏の第2随筆集など読んでいた。倉橋由美子『城の中の城』を自分のKindleのなかで探していて、氏の『城の中』に行き当たったのである。この城とは、もちろん、千代田のお城のことである。

 入江家といえば、歌学の家柄であるというぐらいにしか知らなかった。相政氏の曾祖父のひとりが宇和島藩伊達宗城公で、その息女が柳原家に嫁いでロシア公使夫人として公式にロシア帝国を訪問した最初の日本女性だったというエピソード。彼女が、相政氏のおばあさんだ。この『城の中』所収の随筆には、現在の上皇后陛下が皇室へご縁付いた当時、お使者に立ったりご進講をしてさしあげたりしたエピソードもあった。川合玉堂氏の御嶽のお住まいと、氏に日本画のご指南をうけていた香淳皇后陛下の関わりについてのエッセイもあった。

 とてもよかった。

 

城の中 (中公文庫)

城の中 (中公文庫)

 

 

 朝食 パン、コーヒー

 昼食 鮨

 夕食 りんご、そば(少し)

 

 あとから、すいか。夜中にカップラーメン。