ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

いまふたたびのサムギョップサルかな

 家族が、生協の店舗にて、厚切りの豚バラ肉を買ってきてくれた。夕飯の仕度をする前に、これからまず、豚バラ肉のカッティングという、地味に疲れる作業をしなければならないのかと詠嘆混じりの疲弊を早くもおぼえていたところ、その豚バラ肉は、およそ30gずつにきれいに切りそろえられたすぐれものだった。聞けば、「焼肉用」としてショーケースに収められていたという。それを焼いて、フリルレタスの上に置き、合わせ味噌とコチジャンを半々で合わせた味噌を添えて、しまいにレモンをぎゅっと搾ってレタスの葉を巻いて食べた。だいたい2枚半。だから、豚バラ肉は、75g以下。肉を焼く際に、相当脂が流れ出て、これはラードなんだろうけどせっかくとっておいてもチャーハンなどにはあまり使わないから、もったいないけど今回も片付けた。

 いま直面している小さな問題は、パイロットの万年筆kakunoのペン先の世話についてで、前回の洗浄のあと、乾燥をいい加減にしたのだろう、インクカートリッジを挿しても書字できないのが2本出てきた。もしかしたら、インクカートリッジの樹脂かインクの劣化が原因かもしれないので、あたらしいインクを注文しつつ、もう一回、書字できなかったものをきれいに洗って乾かしている。

 パイロットでは、極太字とふつうのCUSTOMシリーズを1本ずつもっていて、それも使わねばただの死蔵品になるわけだけど、kakunoの気安さは、某社の記念品でもらったときから手放せない感じのよさであって。

 

 

 

 

 むかし、ロシアの小学生は、10歳になるかならずやで算数のノートを万年筆で書いていたとかで、それは修正をあまりしなくてもいいように慎重に計算をする習慣をつけるためだったときいたことがあるけれど、いまどうなのだろうか。

 ペリカーノとか、学童用の万年筆も楽しいのがいっぱいあるけど、カートリッジが高いのでちょっともったいない。東京駅近く大手町の地下街の、ノイシュタットという文房具店のそばをよく通っていた時期には、入手も容易だったけど。