ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

だいたい寝て過ごした土曜日

 思えば、今週は、ショッピングモールに出掛けたり、連日病院へ通ったり、その後始末で調剤薬局へ往復したり、とにかく足をよく使った毎日だった。通院時にいつも注意される肺の病気については発症後10年の時間を経て整形外科のように症状固定ということばこそ用いられないものの、よくもわるくもならない状態が続いている。だから分速70m程度で歩いても息切れがすることもなくなったけれども、昨年の夏以来、とにかく足の筋力が落ちているものだから、家に帰ってからなかなかに情けないことになる。朝一番に心にきざすのは、もう今日一日絶対に起きてなどやらんぞという思いだ。しかし、そうもしていられないので、5分後には反省して起きて味噌汁を炊いていたりする。飼育動物と一緒にしては世の世話されるご年配等から叱られるだろうが、どんなに具合が悪かろうとも自分しか水を替え餌を足しケージの床をきれいにする人間がいなければ、どうにかこうにか飼育動物の世話をするように、都会の台所に不慣れな年寄りに炊事を任せるのが不安ならば、なぜか頭がすぐそばで破れ鐘を叩かれているかのように痛かろうとも味噌汁と玉子焼だけは拵えるものだ。もっともこれにも限界はあるだろうけど。

 金曜の夜にもらったNがまったく効かず、土曜の午前にのんだLも微妙な感じで頭がいたいままで過ごした。体温は、ここ半年でいちばん高め。昼は、すかいらーくの宅配を注文したけれど、弁当は揚げ物が多いので、海老とフルーツのサラダLというのをたのんだ。これは、ふつうの弁当のサイズの容器に、レタスとキャベツと冷凍フルーツ、あと茹でた海老が入っているもので、これにコブサラダドレッシングを掛けて、コブサラダじゃないけどなと内心で思いながら2回に分けて食べた。なんとなくサラダを食べても平気だったので、夜になってから、夕飯の豚汁、金曜の夕飯のビーフシチュー、お茶漬けを2時間おきに少量ずつ摂ったら、やはり胃のほうから苦情がきてふつうの食事を摂るのは、あいかわらず難しそうだった。

 とんかつ1枚ぺろりと平らげたい。