ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

後日日記09 24/04/12

 好物の苺が手に入ったので、ひとつふたつ蔕を取ってそのまま噛みしめた。いかにも苺らしい香気はかろうじて感じられるものの、甘いか酸いかの判別がつかない。熱で唇がひび割れてきたのと同様に、味蕾もだんだん弱くなってきたようで、家族に供する汁物の塩気の加減が怪しい。

 いろいろ駄目なことばかり増えるのに、頭の感度も鈍くなっているから、まあいいやで判断保留の積み重なる毎日である。