ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

定期的家庭内水難

 清水義範パスティーシュ小説に『インパクトの瞬間』という作品がある。わたしが躓いて*1テーブルに覆いかかり、上半身のどこかがガラス製の麦茶ポットに触れてそれが倒れ、ぱりんとむしろ乾いた音をたてて割れるまでの数秒間、どこかにインパクトはあったのだ。

 そのポットには1リットルの麦茶が入っていた。それがテーブルに広がり、やがて床に垂れ、床で水たまりを作ったり、テーブルの上でさらに広がったり。そこからは、雑巾掛けとテーブル拭き、新聞紙で水気を取って、さらに雑巾掛けの作業。いろいろ濡らしたものを洗濯して干す作業も。麦茶ポット倒さなければ、一秒だってかからなかった作業。おしいかな無印良品で590円の麦茶ポット。

 でも、まあ、次から気をつけよう。

 

応天の門 11 (BUNCH COMICS)

応天の門 11 (BUNCH COMICS)

 

  文章生とかその上の文章得業生って、国からどんな給付を受けていたのかしら。道真は菅家の嫡男だから、衣食に事欠くことはないけれど、そういう学生ばかりではなかっただろうし。

*1:このごろ多少ふらふらしていることがある。