ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

大豆を煮て半分をスープにした

 ふと思いついて、中味を飲み終わったお茶の2リットルペットボトルをきれいに洗って、大豆を250g、袋の口を少しだけ切ってざっと振り入れ、水も1.4リットルくらい加えてみた。蓋もきっちりと。それが昨夜のこと。

 朝になって、蓋を少し緩めてみたけど特に異状はなく、大豆は順調に浸水していた。午後、大きいほうの圧力鍋に戻した大豆すべてと水1.5リットルほどを入れて、落とし蓋の代わりに圧力鍋添付の目皿を大豆の上に置いて、火に掛けた。蒸気が出始めてから、加圧3分。あとは火を止めて放置した。しばらくして開けてみたら、ちょうどいい煮え具合だった。

 半量を茄子の薄切り、チリペッパー、トマトとバジルのソースと煮てみた。後口のなかなかスパイシーなスープになっていた。

今週のお題「読書の秋」

 山本周五郎『おれの女房』は、もとは狩野派に属していた貧乏な絵師とその妻の話である。妻は、とても口うるさく、夫は理想を追い求めるあまり、なぜか酒浸りとなり、肝心の画業のほうはまったく捗らない。日頃芸術か生活かでこの夫婦は始終諍いを繰り返していたが、あるとき、妻が実家に帰ってしまう。夫は、肉体労働をしながら続ける旅に出て、そして数年が経つ。江戸に戻り、かつての後援者の前に立つ彼は、もはやかつての彼ではなかった。

 ※ 青空文庫に入っています。

 

 結婚した経緯も、後に迎える顛末も、この平野又五郎という絵師は、飄々としているようでいて、来ちゃったものはしかたないなあと頭を搔き搔きしているような姿が似合う。決然としてことに及ぶのがときに恰好いいものだとしても、だいたいのことはそれくらい受け身でも構わないのかもしれない。