ぴょん記

お暑うございます。

牛乳を飲もうと思うのです

 小学校のころ、わたしは、冷たい牛乳に弱いこどもで、給食を残すことを厳に禁じる教諭のもと、5時間目6時間目にまたお腹が痛くなるのだろうなと憂鬱になりながら食事に向かっていたものだ。乳糖不耐症疑いという診断書をとって学校に出せばなんとかならないこともなかっただろうが、そういう気の利いた診断書を用意してくれるお医者さんを知らない小学生、しかも家庭も「ゆっくり飲めば大丈夫。」というばかりで、孤立無援だった。

 しかし、世の中はよくしたもので、牛乳が好き冷たくてもまったく平気という同級生がふたりいた。幼稚園から同じクラスだった彼らは、日替わりで、教諭がよそ見をした隙にわたしの牛乳を秒の速さで飲み干し、ハラを下す地獄から救ってくれた。牛乳が冷たかったから駄目だったのか、脂肪球が大きすぎたからお腹にきたのか、いまとなってはわからないけれど。とにかく3年以上、ありがとう。

 とはいうものの、わたしも家に帰ればふつうに牛乳を摂れるこどもで、濃いめの加工乳をざばざば使ったホットケーキも焼くし、琺瑯鍋で温めた牛乳とそのまま飲んだら胃がひっくり返るような濃いコーヒーとを混ぜてのんだりしていた。ウシの体液で、赤血球等が入っていないから白いけれども、ウシのおかあさんがこどものウシを育てるために栄養たっぷり、という説明を読んでも、ウシえらいなあと感心するばかりだ。

 生乳が残っていて、このままでは、せっかく育てたウシを処分せざるを得ないという。ウシ一頭、一人前にするまでの苦労を思えば、いま搾乳されているウシには乳牛としての生をまっとうしてほしいと思う。

 さて、牛乳を温めるとき、いまは琺瑯のミルクパンではなく、テフロン加工の小さなフライパンで温める。沸騰ぎりぎりまで温めるので膜が張りやすく、鍋肌に少し焦げが残るからだ。牛乳を電子レンジで温める人も多いだろうけど、たまに吹きこぼれるので、わたしは避けている。テフロン加工のミルクパンがあったら助かるなあ。

 

 うちにもこのタイプはあるけど、なぜか湯豆腐や味噌汁に使われることが多い。