ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

たくさん食べたおかずをいっぱい

 春先から食事を拵える回数が目に見えて増えたので、麺のなにか+野菜をどうにかしたもので2品とか、ごはん+主菜+副菜で2品とか、そうでなければ、ごはん+おかず+汁物で一汁一菜のような構成を旨としていた。なお、トマトや漬物はカウントしない。

 それなのに、木曜は、どうしても解凍した鰆を調理したくてたまらず、しかし、朝のうちに回鍋肉宣言をしていたので、鰆と中華の二重主菜になった。ついでに油揚げと若布と九条葱のお味噌汁も作る。そして、こちらも茹でるのそろそろリミットの、生落花生を40分沸騰させるという作業も並行しなければならなかった。

 結果、通風の関係で閉めきった台所で、わたし自身が茹で蛸のような心地になりながら、しかし、なぜか蒼白な面持ちで黙々と焼きものや炒めものを続けていた。もうこうなると意地でもおいしいのを仕上げないと気が済まない。鰆はオリーブオイルで身のほうから焼いて、ひっくりかえして皮目にも焼き色をつけて、獅子唐もついでに炙った。こちらは塩と胡椒。そのあとは、回鍋肉で、こちらはクックドゥ。2人前ので手軽に作った。キャベツとピーマンを炒めて一度ボウルに取って、肉と葱に火を通してレトルトで味付けをしてからボウルの野菜と合わせる。どうしても注意したいのは、レトルトの中味の豆豉と油がフライパンの熱で跳ねること。熱いから気をつけて。

 このごろごはんは麦入りにしている。それに、いい鶏卵があったので生卵ごはんにした。鰆を二切れたべた夫が回鍋肉をほどほどで切り上げたので、おもにキャベツとピーマンの残ったオーバルの皿を空にすべく、ぼそぼそと箸を動かした。

 

 

 作中の、「不良が猫を拾う」というのは、言い得て妙なり、だった。