ぴょん記

りんご、いただきました。

ここ数日の汁物事情

 たまには、豚汁を作って食べたいと思う。だが、いま、うちには、豚汁に必要な蒟蒻が、ない。大根も、ない。人参、牛蒡、豚肉、椎茸(乾物)、それに葱はあるけれど、蒟蒻と大根がない。蒟蒻は、数日経てば、生協の宅配で届く。しかし、大根を手に入れるには、能動的に買い出しに行かなければならない。

 そういえば。生協の宅配で、このごろ、しばしば馬鈴薯3kgが1.5kgに変更になったり、欠品になったりする。全体に、馬鈴薯は品薄なのか。玉葱もたまに企画(「規格」ではなく。生協語。)の下方修正が行われることがある。うちは、ふだんは馬鈴薯も玉葱も3kgずつ買って、冷暗所のハコに入れておいてそこから好きなだけ使う家なので、正直なところ、馬鈴薯を700gだけ実店舗で買って残りを考えながら使うのはやや苦痛だ。しかし、年明けからハンバーガーショップチェーンでフライドポテトの材料が足りずに困っていたという話や、私が買う、その700gの馬鈴薯だって手に入らずに困っている人がいることを考えると、贅沢はいえない。新馬鈴薯が十分に出回るまでは、節約しながら芋を使おう。なぜ節約するか。出ばなの新じゃがいもは、ふるものの2倍くらいの値がするからだ。たくさんは買えない。

 きのうの味噌汁の実は、葱と豆腐と若布だった。出汁は、昆布と小さい干し椎茸で、椎茸は火に掛ける前に鋏で小さく刻んだ。これも実の足しになる。若布は三陸の塩蔵もので、水に1分浸して洗って戻す。そして鋏で切っておく。いまつかっている若布は火を通さないで食べられるタイプなので、水を切ったら椀の底に敷く。ほかの実の葱や豆腐も、出汁を仕掛けたらすぐに切ってそれぞれ蓋のできる容器に入れて脇に下げる。材料の切り置きは気温が低い時期しかできないが、調子のよい日には暇に任せて台所でこまごまとした作業をするのが好きなので、調理の基礎となる材料を切る作業は全てに優先する。たとえば、白菜の大きい葉なども軸と柔らかい部分に分けて、茹でる前に先に細かくカットする。そのほうが茹でたあとの手間が少ない。

 味噌汁の味噌は、必要な分を匙でマグカップに掬っておいて、汁が煮立ったら少量の湯で溶いて一気に加えてしまう。二口コンロのやや火力の強い片方では、圧力鍋でめしを炊いたり、野菜を炒めたりしている。味噌汁を炊く小さなミルクパンは、反対側のコンロで、ごくとろ火で加熱され、やっと沸いたと思ったら前述の溶き味噌が加えられて、ほんの少しの間また加熱される。

 かなりたまにしか作らないけど、やっぱり旨いな、味噌汁。