ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

博物館に出掛けてきた

 今日から月遅れ盆で、田舎の家ならば親戚が来たりしてきっとあれこれ忙しいのだろうけど、都会とはいえないけれども「盆歩き」にやってくる係累がいないという意味で正調の田舎暮らしではないので、気楽な身の上で、朝から市中に外出。ワクチン接種や病院絡みではない外出は、5月ぶり、今年3回目である。

 最寄りの大きな博物館のうちのひとつで、書蹟の展示があるので、それを見るのがきょうの外出の目的のひとつ。それから、伊勢大神楽の実演を観覧するというもうひとつの目的も。こちらのほうは、先々月のうちにネットで予約を取って、ずっと楽しみにしていたものだ。伊勢神宮のお札を全国津々浦々に分けて歩くために、格調高くも親しみやすい、どこか室町時代の風を残す芸能がいまの世まで生き残ってきたのだね、ほんとうにありがとうという気持ち。

お神楽の写真撮影は可能だったけど、撮らなかった。

 さて。お神楽が終わってから糺の森で開催されている古書市にも体力が許せば寄るつもりでいたけれど、半月前に薬剤性の腎不全を起こして様子見ちゅうの身の上なので、来たのと逆の206番に乗って家に帰ることにした。

ここにはシカはいない。その点は、安全である。

 夕食に、九条ねぎが多めにあったので、それを刻んで、木綿豆腐と豚挽肉で麻婆豆腐を作った。きび糖と顆粒のチキンスープ、チューブ入りの豆板醤などを少しずつ使って、最後を水溶き片栗粉で仕上げたら、丸美屋さんの麻婆豆腐の素の、中辛くらいの仕上がりになった。