ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

鮮魚ボックスの届く月末金曜

 暑い盛りにはお休みになっていた生協さんの宅配の、月末鮮魚ボックスが、先月から再開された。今回は、金目鯛、平鰺、鯖、そして梭子魚(かます)で、梭子魚のみ2尾で、あとは1尾。金目鯛と平鰺は刺身、鯖は味噌煮、梭子魚は塩焼きでいただきました。

平鰺と金目鯛

 金曜の昼は、さきに冷蔵庫に入っていた〆鯖も切って、刺身定食風にした。房総の浜金谷や小湊、伊豆の下田で食べた鰺や金目鯛とはまた異なった趣で、いっぱいの氷詰めで届いた気遣いのおかげか、とにかく口当たりが甘い。夜には、鯖味噌と梭子魚の塩焼き。鯖味噌は、夏の間、麺を冷やしたり濃縮つゆの割り材にするために凍らせておいたペットボトルの中の冷水で、酒入りの熱湯に短時間晒した鯖の身を冷ました。それから、水に生姜の薄切り、砂糖、味噌を溶いて造った煮汁で途中で一度ひっくり返し、比較的短時間煮て、あとは冷めるまで放っておいた。鯖も、塩焼きにした梭子魚も、適度に脂がのっていておいしかった。

 このごろ通院でくたびれたり、すごい検査数値が出たり、でも、おかげさまで内臓まわりの不穏な痛みはなくなったりで、早くも中秋の十三夜を迎えてしまったけれど、食べられてくれる魚、それを釣ってくれる漁師さん、流通に携わる皆さんに、ありがとうございますです。