ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

後日日記05 24/04/08

 月曜日になった。日中は、日当たりのよい南側の部屋で最低限の家事のほかはなにもせずに寝て過ごした。夕食の仕度が済んで配膳が終わると、自分は歯を磨いて塒へ戻った。この繰り返しの日常が、そののちほぼ11日間にわたって続くので、したがって後日日記の中身もそれほど変わり映えがしないのであるが。

 ただし、この辺りから体の衰えが急激に進行し、台所に続けて立っていられる時間がとても短くなった。ある種のウルトラの一族は、地球上での活動時間は3分間に限定されるというが、足の筋肉が弱ってきたわたしもまた、流し台に3分立っては2分食事室の椅子で休み、また勇を鼓舞して台所に向かい、という様子だった。

 食べないことから生ずる寒さや頭痛を、重ね着することや痛み止めをのむことでときにカバーしつつ、自分の食べない食事を用意することで体力の大半を使い切って、PCに向かう時間はメールチェックのための1日5分となり、iPadでドラマの見逃し配信その他を横になって見続ける日が続いた。

 しかし、ひとつ、仕事の〆切が近づいていた。