ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

とても早くに目が覚める

 うちの夕食は早くに終わるので、担当者が流し台で茶碗と皿を洗って水切りかごに置くと、だいたいその日の家事は済んだことになる。わたしは、とくにどこかに出勤するわけでもないのに、なんとなく毎日早起きなものだから、歯を磨いたら眠くなり、そのまま寝てしまうことさえある。

 そして、22時とか23時とかに一旦目を覚まし、夜のお茶を飲んだり配偶者と話したりして、また眠る。次に起きるのは、翌朝の4時だったり4時半だったりするが、たまに今朝のように2時に起きることもある。途中で小一時間かけて朝食の仕度や、前夜の茶碗の片付けなど、その日の台所での作業をしやすいように大袈裟にいえば環境のセットアップをする。味噌汁の汁の実の選定はこの仕度と環境設定の両方を兼ねていて、できるだけ新鮮で、なおかつ手持ちのなまものの中では「アニキ」っぽいものから選ぶ。たとえば前夜のおかずの刺身のツマに使われた大根の残りなどは、すでに切り口が干からびつつあるけれども、スライサーでおろせばまだ瑞々しく、薄いから火の通りもはやい。ただし、わたしは、なんども自分の指の皮まで下ろしたことがあるので、途中からスライサーを包丁に持ち替えて、なるべく薄く切るようにしています。

「飯テロ」ではなく「美食誘惑」

 短いceasefireの期間に、はたして自分にガザの不幸を嘆く資格があるのだろうかと思い悩むNGOの人や、LGBTQについて自分と反対の意見をもつネットワーカーのSNS発言を拡散することは適切だったのだろうかと懊悩するネットの人の発言をみた。わたしは、自分ではそれほど発信しないけれども、信頼できる人の発言や拡散をみて、それなりに取捨選択して情報を補完しています。

 右派の人のも左派の人のも、ほどほどにみています。インフルエンサーと呼ばれる著名なネットワーカーよりも、そういう人をフォローして選択して拡散してくれる、以前から知っている一般のネットワーカーさんの発言をみることが多いです。インフルエンサーの人の日頃の本当の行動は分からないけれども、市井の人である一般のネットワーカーさんの、尋常な起居のさまはほのかに把握できるので、それは、わたしにとって大きな信頼材料のひとつになります。

 遠い国や近い場所でひどいことがたくさん起こって、すぐに直接それを止めさせるわけにはいかないけれども、無力感や罪悪感で疲れてしまうまえに、少し心を休ませられればいいですね。