ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

後日日記04 24/04/07

 家族の一部が隣の府へ早朝から出掛ける。

 だんだんと空になってきた胃腸から空気が抜けて、寝ていると腹がやや平らかになったように感じる。そのまま、胃を抱くように斜めにうつ伏せになり、ゆく春を惜しみつつ、薄暗い寝間でじっとしている。胃は、ときどき小さく何かの合図を送ってくるのだけど、それは微弱すぎて空腹なのか痛いのか痒いのかよくわからない。胃壁を修復するという頓服をのむとなんとなく心地がいいのはなぜなのだろうか。

 週が明けたらすぐお医者さんに、という頭はこのときはなかった。主病の担当医がやや長い出張に出掛けておられて、胃腸内科への院内紹介を頼めるのはやや先になりそうだったからだ。それに、それほど長引くこともなく、なにかは食べられるようになるだろうと気軽に考えていたのは、数ヶ月前からずっと食欲がフルの状態ではなかったからだ。