ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

金曜はなるべく動かぬモードで生きていた

 木曜の通院については、暑かったからくたびれただろうと家族から口々に労われた。季節柄暑いのも体質のためくたびれやすいのも、また、電車とバスを乗り継いでの通院にしているのも与件と自分の判断に基づくものなので、いらざる気を遣わせてしまったなと思った。ただし、事実、右脚がひさしぶりに攣りそうになったのも事実で、寝る前に念入りに脚のメンテナンスをしておいた。

 九月の半ばになっても真夏の空気の色濃い中での外出の翌日は、だから、あまり無理をしないように、気が向いたら短い仮眠をとったりお菓子をたべたりして、わりとぶらぶらして過ごした。「本まぐろとのどぐろ」がメインのコンテンツだったお寿司の配達2時間前に、「のどぐろが釣れない!同じ値段で10貫増やすので、ランクの落ちる握りのセットでもよいか?」という、オファーの電話が掛かってきて、断りようもなく受けた。

 いま思えば、同じ10貫ふえるなら、安いのでいいから稲荷寿司にしてくださいといってみればよかったのかもしれない。二日目のにぎり鮨もある意味なかなか味わい深いものであるけれども、なれた翌日の稲荷寿司は、また別のご馳走になりうるものだから。

 そういえば、日本橋三越さんの宅配で一度だけ食べた、豊川稲荷さん門前の稲荷寿司は、またおいしかったな。

空の色は、たしかに秋らしいのに